10月17日、18日の2日間、姫路市のアクリエひめじにおいて、「健康づくりとまちづくり~市民の一生に寄り添う都市政策~」をテーマに、(公財)後藤・安田記念東京都市研究所、(公財)日本都市センター及び姫路市との共催により約1,700名の参加者を得て開催した。
1日目は、主催者を代表して松井会長の開催あいさつに続き、生物学者で青山学院大学教授の福岡伸一氏から「生命を捉えなおす―動的平衡の視点から―」と題した基調講演の後、開催市の清元・姫路市長が「市民の『LIFE』(命・くらし・一生)を守り支える姫路の健康づくりとまちづくり」と題して主報告を行った。
その後、筑波大学システム情報系教授の谷口守氏が「生き物から学ぶ健康なまちづくり」、また、井崎・流山市長が「都市そのものを健康にするまちづくり~ストレスを軽減し、リフレッシュできるまちへ~」、兵庫県立大学副学長の畑豊氏が「IT/AIの健康分野への適用例~姫路市の健診データ解析と歌唱による誤嚥予防~」と題して一般報告を行った。
2日目は、中央大学法学部教授の宮本太郎氏をコーディネーターとして、今井・茅野市長、南出・泉大津市長、高岡病院児童精神科医の三木崇弘氏、NPO法人日本栄養パトネット理事長の奥村圭子氏によるパネルディスカッションを行った。
最後に、次期開催地の宇都宮市の酒井副市長から歓迎の挨拶を行った後、(公財)後藤・安田記念東京都市研究所の小早川理事長から閉会の挨拶を行った。
第86回全国都市問題会議開会式の模様
開会あいさつをする松井会長
開催地あいさつをする清元・姫路市長
一般報告をする井崎・流山市長
パネルディスカッションの模様
パネリストの今井・茅野市長
パネリストの南出・泉大津市長
次期開催地の宇都宮市の酒井副市長が歓迎あいさつ