全国市長会ホームページ - 第94回全国市長会議（通常総会）を開催し、当面する重要課題6件の決議を決定。役員改選により、新会長に松井・広島市長を選出（令和6年6月12日）

　6月12日、第94回全国市長会議（通常総会）をホテルニューオータニにおいて開催した。

　総会運営委員長の渡部・東村山市長の進行のもと、立谷会長からあいさつ、村井・内閣官房副長官、松本・総務大臣から来賓祝辞があり、次いで、表彰を行った。その後、議事に入り、立谷会長が議長となり、令和4年度決算報告、令和6年度予算承認を行った。

　続いて、各支部提出議案審議経過及び結果について第1から第4までの各分科会委員長から報告があり、いずれも了承された。

　次に「令和6年能登半島地震の復旧・復興に関する決議」、「デジタル社会の推進と新たな地方創生の実現に関する決議」、「都市税財源の充実強化・地方分権改革の推進に関する決議」、「国土強靱化、防災・減災対策等の充実強化に関する決議」、「東日本大震災からの復興及び福島第一原子力発電所事故からの復興等に関する決議」、「参議院議員選挙制度改革に関する決議」の6件の決議を決定した。また、令和6年能登半島地震の被災地を代表して、茶谷・七尾市長からあいさつがあった。

　次に、役員改選を行い、会長に松井・広島市長、副会長に加藤・名寄市長、木幡・福島市長、花岡・東御市長、吉田・本庄市長、井崎・流山市長、染谷・島田市長、中野・焼津市長、東川・御所市長、神出・海南市長、伊東・倉敷市長、桑名・高知市長、赤間・嘉麻市長を新たに選出したほか、理事、評議員、監事を選任した。

　続いて、新正副会長から就任挨拶、旧役員を代表して藤原・伊丹市長から退任挨拶が行われた。

　最後に立谷前会長に対する感謝決議を行い、感謝状、記念品の贈呈を行うとともに、顧問に委嘱した。

　同会議終了後、正副会長は、決定した6件の決議の実現方について、林・内閣官房長官、森屋・内閣官房副長官、栗生・内閣官房副長官、自由民主党の渡海・政務調査会長、公明党の山口・代表、佐藤英道・衆議院議員、中川宏昌・衆議院議員、輿水恵一・衆議院議員、平林晃・衆議院議員、日下正喜・衆議院議員、秋野公造・参議院議員、吉田久美子・衆議院議員、若松謙維・参議院議員にそれぞれ面談のうえ要請した。

　なお、6月11日には、第94回全国市長会議（通常総会）に先立ち総会運営委員会等を開催し、同会議の運営等について協議を行った。