6月3日、「第33次地方制度調査会第2回総会」が開催され、委員の立谷会長が出席した。
同総会では、金子・総務大臣のあいさつの後、今後の審議事項について審議が行われた。
立谷会長からは、デジタル・トランスフォーメーション（DX）について、①マイナンバーカードの普及促進のため、健康保険証利用といったカード取得のメリットをより明確に周知していただきたい、②東京一極集中の是正に向け、地方における女性活躍や教育格差の是正にDXが有効な手段であることを念頭に施策を進めていただきたい、③システム標準化の推進に当たり、地域特性に応じた政策が実施できるよう留意すべきである等の発言を行った。
また、新型コロナウイルス感染症対応について、個人情報保護の問題でもあるが、保健所を持たない市町村にも感染患者等の情報の共有・連携が図られるよう、必要な対応を検討していただきたい等の発言を行った。
○会議資料
