4月15日、「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の実施に関する意見交換会」がWEB会議により開催され、本会から立谷会長と社会文教委員会委員長の吉田・本庄市長が出席し、河野・国務大臣と意見交換を行った。
立谷会長からは、①連休明けからワクチンが潤沢に供給されると伺い、安心した。一方、都市自治体においては、集団接種における医師・看護師等の配置等の調整を懸命に行っているところであり、「26日の週」という表現ではなく、何日にどのくらいの量が供給されるのか、詳細かつ可能な限り早急に明示されたい、②高齢者の接種が終わる時期について、地域によって差が出ると考えられるため、本会としても接種状況等の実態を調査し、報告するので、国からも必要な支援をお願いしたい、③現役世代へのワクチン接種については、高齢者への接種より困難であると考えられ、その困難さも地域によって違うので、必要に応じて要望したい等の発言を行った。
吉田・本庄市長からは、①4月5日配送分のワクチン接種について、供給量が微々たるものであったため、現場で混乱が生じた、②ワクチンを安定供給するとともに、供給される日を明確に示されたい、③V-SYS及びVRSについて、今後の感染症に備えるため、システムの統合を将来的な課題として国で考えるべきである、④VRSについて、現場では何のためにこのシステムを作るのかという疑問の声があることをはっきり申し上げたい等の発言を行った。