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「教育再生実行会議 初等中等教育ワーキング・グループ(第3回)」に松本・和光市長が出席、意見陳述(令和2年10月21日)

 10月21日、「教育再生実行会議 初等中等教育ワーキング・グループ(第3回)」が開催され、松本・和光市長が出席した。
 松本・和光市長からは、同市における少人数の取組について、①少人数指導においては、教師の目が各児童生徒に行き届くことから、きめ細かい指導が可能となった、②少人数学級においては、平成26年度から独自に小学校3年生・4年生にも35人学級を導入し、児童生徒と教員が接する時間を多く確保できるようになったことで、児童生徒一人ひとりの状況を把握しやすく、教員の負担軽減にもつながっている等の発言を行った。
 また、少人数学級・少人数指導の課題について、①教員採用試験の倍率が下がっている中、質の高い教員の確保が困難である、②少人数学級の実現のための施設整備については、市の公共施設マネジメント計画等の大幅な変更が必要となるため、最低でも10年程度の移行期間が必要であると述べたうえで、全国一律に少人数学級を実現するのではなく、地域の実情を十分に踏まえ、市町村が工夫できるような柔軟な予算配分が必要である等の発言を行った。
 
(松本・和光市長 / 文部科学省省議室)