11月7日、8日の2日間、霧島市国分体育館において、「防災とコミュニティ」をテーマに、後藤・安田記念東京都市研究所、日本都市センター及び霧島市との共催により約1,800名の参加者を得て開催した。
1日目は、主催者を代表して立谷会長の開催挨拶に続き、志學館大学人間関係学部教授の原口泉氏から「鹿児島の歴史から学ぶ防災の知恵」と題した基調講演の後、開催市の中重・霧島市長が「霧島市の防災の取組─火山防災─」と題して主報告を行った。
その後、尚絅学院大学人文社会学群長の田中重好氏が「災害とコミュニティ:地域から地域防災力強化への答えを出すために」、また、松井・広島市長が「平成30年7月豪雨災害における広島市の対応と取組について」、さらに、防災科学技術研究所火山研究推進センター長の中田節也氏が「火山災害と防災」と題してそれぞれ一般報告を行った。
2日目は、追手門学院大学地域創造学部地域創造学科長・教授の田中正人氏をコーディネーターとして、豊岡・三島市長、神出・海南市長、専修大学人間科学部教授の大矢根淳氏、香川大学地域強靭化研究センター特命准教授の磯打千雅子氏、霧島市国分野口地区自治公民館長の持留憲治氏によるパネルディスカッションを行った。
最後に、次期開催地の小林・八戸市長から歓迎の挨拶を行った後、後藤・安田記念東京都市研究所の小早川・理事長から閉会の挨拶を行った。

第81回全国都市問題会議開会式の模様

開会あいさつをする立谷会長

開催市挨拶をする中重・霧島市長

一般報告をする松井・広島市長

パネルディスカッションの模様

パネリストの豊岡・三島市長

パネリストの神出・海南市長

次期開催市の小林・八戸市長が歓迎あいさつ

閉会あいさつをする後藤・安田記念東京都市研究所の小早川・理事長