全国市長会ホームページ - 全国市長会創立120周年記念・第88回全国市長会議（通常総会）を開催。当面する重要課題7件の決議及び特別提言を決定。役員改選により、新会長に立谷・相馬市長を選出（平成30年6月6日）

　6月6日、全国市長会創立120周年記念・第88回全国市長会議（通常総会）をホテルニューオータニにおいて開催。

　総会運営委員長の山中・芦屋市長の進行のもと、松浦会長からあいさつ、安倍・内閣総理大臣、野田・総務大臣から来賓祝辞があり、次いで、表彰を行った。その後、議事に入り、松浦会長が議長となり、会務報告、平成28年度決算報告、平成30年度予算承認を行った。

　続いて、各支部提出議案審議経過及び結果について第1から第4までの各分科会委員長から報告があり、いずれも了承された。

　次に「東日本大震災からの復旧・復興及び福島第一原子力発電所事故への対応に関する決議」、「防災対策の充実強化に関する決議」、「地方創生の推進・分権型社会の実現に関する決議」、「都市税財源の充実強化に関する決議」、「子ども・子育てに関する決議」、「公立小中学校施設整備のための予算確保に関する決議」、「参議院選挙制度改革に関する決議」の7件の決議及び「ネクストステージに向けた都市自治体の税財政のあり方に関する特別提言」を決定した。

　また、役員改選を行い、会長に立谷・相馬市長、副会長に山下・深川市長、伊藤・大崎市長、森･富山市長、牧野・飯田市長、清原・三鷹市長、保坂・甲斐市長、前葉・津市長、谷畑・湖南市長、神出・海南市長、渡辺・山口市長、野志・松山市長、森・鹿児島市長を新たに選出した。

　続いて、新正副会長から就任挨拶、旧役員を代表して並木・羽村市長から退任挨拶が行われた。

　最後に松浦前会長に対する感謝決議を行い、感謝状、記念品の贈呈を行った。

　同会議終了後、新正副会長は、決定した7件の決議及び特別提言の実現方について、菅・内閣官房長官、西村・内閣官房副長官、野上・内閣官房副長官、杉田・内閣官房副長官、自由民主党の竹下・総務会長、公明党の山口・代表、井上・幹事長、石田・政務調査会長、竹内・税制調査会事務局次長、高木・中央幹事、浮島・中央規律副委員長、熊野・参議院国会対策副委員長にそれぞれ面談のうえ要請した。

　なお、6月5日には、全国市長会創立120周年記念・第88回全国市長会議（通常総会）に先立ち総会運営委員会等を開催し、同会議の運営等について協議を行った。