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全国市長会子ども・子育てフォーラムを開催、120名を超える市長が参加、「子どもたちのための緊急アピール」を採択(平成29年11月16日)

  11月16日、全国都市会館において、「子どもたちのために、今、緊急に求められていること」をテーマに開催し、120名を超える市長が参加した。
  松浦会長のあいさつに続き、来賓の加藤・厚生労働大臣から、「安心して子どもを産み育てられる環境づくりに向けて、今後、国と地方がエールの交換を行いながら、一緒に進めさせていただきたい」旨のあいさつがあった。
  続いて、津田塾大学客員教授の村木厚子氏による「子ども・子育て政策は何を目指してきたか」と題した基調講演の後、副会長の清原・三鷹市長をコーディネーターとして、村木・津田塾大学客員教授、吉田・厚生労働省子ども家庭局長、社会文教委員会委員長の大西・高松市長、同副委員長の泉・明石市長によるパネルディスカッションを実施した。
  パネルディスカッションの最後に、大西・高松市長から「子どもたちのための緊急アピール」の提案があり、①消費税・地方消費税率10%への引上げによる必要な財源の確実な確保、②幼児教育・保育の無償化等の具体化に向け、地方との十分な協議と地方財源の確保、③子ども医療費に係る全国一律の保障制度の創設及び国保の減額調整措置の全面廃止、④子どもの貧困対策の強化、⑤児童虐待防止対策及び支援施策を強化するための一層の支援措置の5本を柱とする緊急アピールを、満場一致で採択した。
  なお、この緊急アピールについては、同日午後に開催された理事・評議員合同会議において、緊急決議として決定された。
 
 
全国市長会子ども・子育てフォーラムの模様
 
挨拶を行う松浦会長
 
挨拶を行う加藤・厚生労働大臣
 
基調講演を行う村木厚子氏
 
パネルディスカッションの模様
 
司会進行、コーディネーターの清原・三鷹市長
 
パネリストの大西・高松市長
 
パネリストの泉・明石市長
 
パネリストの吉田・厚生労働省子ども家庭局長