10月７日、８日の２日間、神戸市の「神戸文化ホール」において、東京市政調査会、日本都市センター及び神戸市との共催により、「都市の危機管理～協働・参画と総合対策～」をテーマに、市長をはじめ約1,800名の参加者を得て開催した。

  1日目は、主催者を代表して本会の森会長の開催挨拶等に続き、明治大学政治経済学部教授の中邨章氏の「自治体の危機管理－公助と自助のはざまで－」と題した基調講演ののち、開催市の矢田立郎・神戸市長が「市民とつくる『安全と安心なまち　神戸』」と題して主報告を行ったほか、京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授の林春男氏が、「都市の危機管理－2009新型インフルエンザに学ぶ－」と題して一般報告を行い、さらに、森博幸・鹿児島市長が「都市の危機管理－桜島の防災対策－」、財団法人建設業技術者センターの上村章文・常務理事が「都市の構造変化に対応した危機対応力の向上」と題して、それぞれ事例・研究報告を行った。

  ２日目は、関西学院大学総合政策学部教授の室﨑益輝氏をコーディネーターとして、佐藤勇・栗原市長、柴田紘一・岡崎市長、特定非営利活動法人危機管理対策機構理事・事務局長の細坪信二氏、同志社大学社会学部教授の立木茂雄氏、滋賀県立大学環境科学部教授の柴田いづみ氏によるパネルディスカッションを行い、熱心に討議を行った。

開会挨拶の森会長
開催市挨拶の矢田神戸市長
パネルディスカッションの模様

○会議資料

　・基調講演

　　　　明治大学政治経済学部教授　中邨 章 氏　　(資料)

　・主報告

　　　　兵庫県神戸市長　矢田立郎 氏　　(資料)

　・ 一般報告

　　　　京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授　 林 春男 氏　　(資料)
　　　　鹿児島県鹿児島市長　森 博幸 氏　　(資料)
　　　　（財）建設業技術者センター常務理事　上村章文 氏　　(資料)

　・パネルディスカッション

　　[コーディネーター]
　　　　関西学院大学総合政策学部教授　室﨑益輝 氏　　(資料)
　　[パネリスト]
　　　　特定非営利活動法人危機管理対策機構理事・事務局長　細坪信二 氏　　(資料なし)
　　　　同志社大学社会学部教授　立木茂雄 氏　　(資料)
　　　　滋賀県立大学環境科学部教授　柴田いづみ 氏　　(資料)
　　　　宮城県栗原市長　佐藤 勇 氏　　(資料)
　　　　愛知県岡崎市長　柴田紘一 氏　　(資料)

　※資料の掲載の了解の取れたものから掲載しております。