10月11日(木)、12日(金)の2日間、静岡市の「静岡市民文化会館」において、東京市政調査会、日本都市センター及び静岡市との共催により約2,100名の参加者を得て、標記会議を開催した。
今年は「分権時代の都市とひと―地域力・市民力―」をテーマに掲げ、分権社会における都市自治体において、いかに「地域力」「市民力」を高めて市民との協働を進め、また「共助」を拡げていくかという点について、学識経験者及び市長による講演等により議論を展開した。
第1日目は、奈良県立万葉文化館館長の中西進氏が「新しい時代の都市と人間」と題する基調講演を、開催市の小嶋・静岡市長が『「きずな」がつくる新たな地域社会』と題する主報告を行った。また、NHKアナウンサーの堀尾正明氏が「もっとご近所つきあいをしましょうよ」と題して一般報告を行い、さらに、釘宮・大分市長、静岡大学の小和田哲男教授がそれぞれ事例・研究報告を行った。
第2日目は、法政大学の名和田是彦教授がコーディネーターをつとめ、菊谷・伊達市長、渡辺・多摩市長、ローカル・ガバナンス研究所所長の木原勝彬氏、特定非営利活動法人言論NPO代表の工藤泰志氏、埼玉大学大学院の後藤和子教授及び(株)いろどり代表取締役副社長の横石知二氏が参加してパネルディスカッションを行った。
第69回全国都市問題会議において開会挨拶をする佐竹会長
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