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新年度最初の「理事会」・『第二期分権改革を展望する』をテーマに「市長フォーラム」を開催(平成19年4月10日)


 4月10日(火)、午後1時から全国都市会館において全国市長会理事会を開催し、続いて、「第二期地方分権改革を展望する~地方の自立と参画をいかに実現するか~」をテーマに市長フォーラムを開催。市長等約160名が出席した。
 理事会では、山出会長から、「いよいよ第二期の地方分権改革が動きだし、地方分権改革推進委員会の第一回委員会が開催された。 本会としては、今後も引き続き、地方六団体で取りまとめ、地方自治法に基づいて内閣及び国会に提出した『地方分権の推進に関する意見』を基本として、さらに議論を深め、国等に対して積極的に提案を行い、分権改革をリードしていく考えである」とする力強い挨拶の後、事務局から諸会議の開催状況、春季支部市長会議の開催予定等について報告した。  
 市長フォーラムでは、NHK解説委員の影山日出夫氏をコーディネーターに、読売新聞東京本社編集委員の青山彰久氏、岡﨑・高知市長、東京大学大学院法学政治学研究課教授の金井利之氏、横浜国立大学経済学部教授の金澤史男氏、総務省地方財政審議会委員の木村陽子氏、山出会長をパネリストに配して、第二期地方分権改革の優先課題、地方の自立と参画の実現に向けた取組みとして①国の義務付け・関与の見直し・補助金改革、②二重行政の解消と国の地方支分部局の整理、③さらなる税源移譲に向けた新しい戦略、④「地方共有税」構想の実現などについて活発な意見交換が行われた。