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自民党の医療委員会で宮下・善通寺市長が「医療制度構造改革試案」について意見陳述(平成17年11月1日)


 11月1日、自民党社会保障制度調査会医療委員会において、厚生労働省が公表した「医療制度構造改革試案」に対する地方三団体からの意見聴取が行われ、本会を代表して宮下・善通寺市長(本会社会文教委員会副委員長)が意見陳述を行った。
 同市長からは、①国保は構造的な問題を抱え、被用者保険との間に大きな格差があり、極めて大きな不公平感がある。全国市長会としては、従前からすべての医療保険制度を一本化するよう訴え続けている、②市町村においては、医療機関に対する指導等の権限がなく、医療費の適正化等について保険者機能を発揮することは不可能である、③保険制度は大きい規模で運営した方が安定的である。後期高齢者医療制度については、保険者は国、運営主体は都道府県、事務は市町村というような役割分担が望ましい等の発言を行った。