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第67回全国都市問題会議を開催、市長をはじめ2,060名が参加(平成17年10月6日)


 10月6日(木)、7日(金)の2日間、高松市の「サンポートホール高松」において、標記会議を開催した。
 今年は「個性かがやく都市の再生」をテーマに掲げ、経済情勢や合併に伴う都市構造の変化、中心市街地の「賑わい」再生、地方の創意工夫を活かすための条件等について議論を展開した。
 第1日は、東京大学の宇沢弘文名誉教授が「2005ヨーロッパにおける都市のルネッサンス」と題する基調講演を、また開催市の増田・高松市長が「都市の再生の戦略的な展開に向けて」と題する主報告を行い、さらに四国学院大学の田尾和俊教授、瀬戸・篠山市長、大阪大学大学院の鳴海邦碩教授がそれぞれ事例・研究報告を行った。
 第2日は、大阪市立大学大学院の矢作弘教授がコーディネーターをつとめ、大藏・平塚市長、江島・下関市長、早稲田大学の佐藤滋教授、慶應義塾大学の厳網林助教授、THE店長会議の桑原聡子編集長、会津若松商工会議所の渋川恵男副会頭が参加してパネルディスカッションを行った。「都市の再生」をめぐる取組みと視点、「都市の再生」を成功させるための条件の各テーマについて活発な議論を交わし、最後に都市の魅力を次代に引き継いでいくため、持続可能な、個性かがやく都市の構築を目指すと締めくくった。