10月１日、全国都市会館において理事会を開催した。
　山出会長あいさつの後、議事に入り、まず、鈴木事務総長から、①重点要望事項、②諸会議の開催状況等について報告があり、これらを了承した。
　次いで、協議に入り、「平成16年度都市税制改正に関する意見」<提案理由説明：都市税制調査委員会委員長の松浦・高崎市長>及び「介護保険制度の基本的見直しに関する意見」<提案理由説明：介護保険対策特別委員会副委員長の森・高浜市長>（別記２）について協議し、これを原案どおり決定した。
　次に、「都市はいかにしてこの危機を克服するか－分権時代における都市経営と税源移譲による行財政基盤の強化－」をテーマに、ＮＨＫ解説委員の水城武彦氏をコーディネーターとして、山出金沢市長、清水太田市長、西寺多治見市長、朝日新聞社編集委員の小此木潔氏、東京大学大学院教授の持田信樹氏、建築家の岡部明子氏によるパネルディスカッションが行われ、活発な意見交換を行った。最　後に「三位一体改革の早期具体化アピール」を参加市長一同で採択した。
　なお、理事会に先立ち、正副会長会議を開催し、会議の運営等について協議した。