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5-6都市人口

5.男女の構成比
(1)地域(ブロック)別・人口規模別性比
都市人口の平均性比は女性100に対して男性96.81

都市の総人口における男女の構成をみると、男性は44,558,470人、女性が46,029,020人で女性が男性に比べて1,470,550人多く、その構成比は男子が49.19%、女子が50.81%となっており、都市人口の性比(女性100人に対する男性の比率)は96.81となっている。
この性比を地域別にみると、男性超過は関東(102.24)のみ、人口規模別では、すべて女性超過となっており、特に人口3万人未満の都市グループが90.84と女性の占める割合が多くなっている。




(2)性比の高い都市、低い都市
男性超過都市上位10市中9市は関東・東海、女性超過都市上位10市中7市は九州

男性超過都市は刈谷(110.57)、次いで戸田(110.36)、豊田(110.28%)、朝霞(109.24)、厚木(108.85)の順になっており、この5市を含めた上位10市中9市を関東、東海の市が占める。
一方、女性超過都市は加世田(81.35)、次いで別府(83.13)、熱海(83.28)、山田(83.42)、指宿(84.15)の順になっており、上位10市中7市が九州である。




都市の総世帯数は34,245,023世帯で、前年(33,721,914世帯)に比べて523,109世帯、1.55%増加しており、全国の世帯数 46,156,796世帯(自治省調べ)の74.19%を占めている。
また、都市の1世帯当たりの平均人数の推移は図5のとおりであるが、1世帯当たりの平均人数は2.65人となり、昨年の2.68人をさらに0.03ポイント下回っているほか、全国の1世帯当たりの平均人数2.72人と比べても0.07ポイント少なくなっている。都市の総人口は僅かながら増加しているものの、1世帯当たりの平均人数は年々減少している。

図5 都市の総人口と1世帯当たりの平均人数の推移

(2)地域(ブロック)別の1世帯当たりの平均人数
1世帯当たりの平均人数の最も多い地域は北信越

全都市の1世帯当たりの平均人数の最も多い地域は、北信越(3.01人)、次いで東海(2.83人)、東北(2.80人)の順で、最も少ないのは北海道(2.33人)である。また、世帯数の対前年増加率を地域別にみると、全都市の増加率1.55%を上回っているのは、新市の誕生した九州(1.82%)、関東(1.79%)の2地域であり、残りの地域は全都市の増加率を下回っている。



(3)1世帯当たりの平均人数の多い都市・少ない都市
1世帯当たりの平均人数の多い都市上位のうち9市が東北・北信越、少ない都市上位のうち8市が東京都・北海道

1世帯当たりの平均人数の多い都市・少ない都市は表18のとおりである。最も多い都市は尾花沢(3.93人)、次いで村山(3.91人)、小矢部(3.84人)、平田(3.82人)、白根(3.81人)となっており、上位12市中9市を東北、北信越の市が占めている。
一方、最も少ない都市は武蔵野(2.06人)、次いで国立(2.09人)、歌志内(2.11人)、熱海(2.11人)、夕張(2.12人)の順となっている。これらの市を含めた上位11市中8市が東京都、北海道の市である。


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