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核兵器の廃絶を求める決議

理事会決定(H22.4.7)

 

 

核兵器の廃絶を求める決議

 我が国は、唯一の被爆国の責務として、核兵器の廃絶を全世界に訴えてきた。
 核兵器をめぐる世界情勢は依然として厳しいものの、昨年4月のオバマ米国大統領のプラハ演説以降、核兵器廃絶に向けた機運は過去に類を見ないほど高まってきており、本年5月ニューヨークで開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議は、人類の命運を握る大きな分岐点となる大変重要な会議となる。
 こうした中、国内外の3,600以上の都市が加盟している平和市長会議では、2020年までに核兵器のない世界を実現するための具体的な道筋を示す「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を提唱し、今回のNPT再検討会議でも採択を目指している。
 核兵器は、人類の生存をも脅かすものであるから、本会は、この平和市長会議の取組みを支持するとともに、一日も早く核兵器のない平和な世界が実現されるよう強く求めるものである。

 

 以上決議する。

 平成22年4月7日

全 国 市 長 会