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国民健康保険制度に関する重点要望

全国市長会の主張  -要望- H17.6



国民健康保険制度に関する重点要望

 
 国民健康保険制度の健全な運営を図るため、国は、特に次の事項について積極的な措置を講じられたい。

1.国を保険者とし、すべての国民を対象とする医療保険制度への一本化を図ること。

2.一本化の実現までの間、国保と被用者保険との制度間における財政格差を、「年齢構成」及び「所得状況」を要因として調整する仕組みを導入すること。

3.緊急措置として、当面の間、既存の財政措置の大幅な拡充、国保の安定的運営のために行っている一般会計からの繰入れに対する財政措置等、国保の財政基盤強化のための抜本的な対策を講じること。

4.新たな高齢者医療制度については、市町村を保険者としないこと。

 以上要望する。