全国市長会の主張 -要望- H15.11
地方文化の振興に関する要望
地方文化の振興を図るため、国は、次の事項について積極的な措置を講じられたい。 1.史跡等公有化助成事業について、財政措置の充実を図ること。 2.埋蔵文化財発掘調査事業に係る費用の原因者負担について、法律に基づく制度として明確化するとともに、所要額を確保すること。 3.埋蔵文化財保管施設の建設及び史跡等保存整備に係る所要の予算額を確保するとともに、補助制度の充実を図ること。 4.重要伝統的建造物群保存地区の貴重な町並みを保存し、次代へ確実に継承するため、地区内の土地及び家屋に係る相続税の減免措置を講じること。 また、保存地区内の景観整備事業や周辺地区における国登録有形文化財などの整備事業について、補助制度を拡充すること。 5.公民館、公立図書館、博物館など公立社会教育施設整備について、財政措置の充実を図ること。 6.地域における科学技術の振興を推進するため、ハード・ソフト両面にわたる総合的な支援施策の充実を図るとともに、国における科学技術に関する基本的施策の策定にあたっては、都市自治体の意見を十分反映させること。 以上要望する。 |