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17. 国民健康保険等に関する要望

○「決議要望事項」 [平成9年6月4日 第67回全国市長会議決定]



17.国民健康保険等に関する要望
 
 国民健康保険制度等の健全な運営を図るため、 国は、 次の事項について積極的な措置を講ぜられたい。
1. 給付と負担の公平を基本とする医療保険制度の一元化等抜本的な改革を行うこと。
 また、 同改革を行うにあたっては、 都市自治体の意見を尊重しつつ、 医療保険構造改革審議会で十分な議論をするとともに、 市町村及び被保険者の負担増とならないよう配慮すること。
2. 精神・結核の保険優先化に伴う財政負担増や保健事業活動費に対する支援を含め、 国保関係予算の所要額を確保すること。
3. 診療報酬体系及び薬価基準制度の見直しを含めた医療費適正化対策を推進するとともに、 医療費の地域格差の是正を図ること。
4. 保険料 () 負担の平準化を推進すること。
5. 国保財政安定化支援事業を継続のうえ、 これを積極的に推進すること。
6. 被保険者の資格喪失について、 被用者保険者から国保保険者への通知義務の制度化を図ること。
7. 老人保健制度について
 (1) 老人医療費に対する国の負担割合を引き上げること。
 (2) 老人医療費拠出金の算定における老人加入率の上限を撤廃すること。 なお、 老人医療費拠出金制度の見直しを行う際は、 国保保険者の負担増とならないよう配慮すること。
 
以上要望する。