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地域医療保健に関する要望

全国市長会の主張 -要望-H16.11



地域医療保健に関する要望


 地域医療保健の充実強化を図るため、国は、次の事項について積極的な措置を講じられたい。

1.自治体病院等について
    (1) 医師の養成と地域への均衡ある配置に向け、適切な措置を講じること。

    (2) 病院運営等に係る地方交付税の算定基準について、適正化を図ること。

    (3) 政府資金及び公営企業金融公庫資金による病院事業債について、借換えの特例措置を認めるとともに、償還期間の延長や繰上償還等の条件の緩和を図ること。

    (4) 医療施設近代化施設整備事業について財政措置の充実を図ること。
2.小児医療について
    (1) 小児救急医療支援事業等について財政措置の充実を図ること。

    (2) 小児科における医療機関及び医師を確保する視点等から、診療報酬体系の適正化を図ること。

    (3) 新生児聴覚検査事業について財政措置を講じること。
3.乳幼児、重度心身障害児(者)及びひとり親家庭の医療費について、財政措置を講じること。

4.各種感染症対策について、広域的な体制を確立するとともに、検疫体制の一層の強化を図る等、市民の安全確保のための万全の措置を講じること。

 以上要望する。