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牛海綿状脳症(BSE)対策に関する要望

牛海綿状脳症(BSE)対策に関する要望


 畜産業並びに食肉関係事業の健全化を図るため、国は、地域の事情を勘案しつつ、次の事項について積極的な措置を講じられたい。

1.各機関の連携によるBSEの感染ルート及び発生原因を徹底究明し、発生防止並びに安全確保を推進すること。

2.消費者等に対する正しい知識の普及、食肉検査等の情報提供、国産畜産物の安全性のPRを推進し、牛肉需要を喚起する対策を講じること。

3.家畜個体識別システムを推進すること。

4.死亡牛検査施設等の整備や検査要員の確保を図ること。

5.死亡牛のBSE検査を円滑に実施するため、対応マニュアルを制定するとともに、関係団体等に対する指導を徹底すること。

6.死亡牛のBSE検査の完全実施に当たっては、地域の実情に十分配慮すること。

7.生産者及び食肉関連事業者に対する経営安定対策を拡充すること。

8.肉用牛経営の安定を図るため、BSE対応肉用牛肥育経営特別対策事業や子牛生産拡大奨励事業を継続すること。

9.地方自治体が行うBSE関連対策について財政措置を拡充すること。

 以上要望する。