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医療制度改革大綱について(平成13年11月30日)

 政府・与党社会保障改革協議会は、平成13年11月29日、医療制度改革大綱を決定したところである。
 なお、本会は、同大綱に対し「医療制度改革大綱について」として考え方を整理し、表明した。

参考 医療制度改革大綱(官邸ホームページへリンク)
 

 
平成13年11月30日
全 国 市 長 会
 
 このたび、政府・与党社会保障改革協議会は、「医療保険制度の一元化を将来の方向とすることは一つの有力な考え方」とし、これについて「具体的な検討を開始し、一定期間内に結論を得る」こととした。これは、本会の主張を取り入れたものとして評価するとともに、関係の方々のご尽力に敬意を表するものである。今後、その実現に向け早急に検討を開始し、本会が従来から主張している医療保険制度の一本化に向けて適切な結論を得るよう、強く望むものである。
 また、当面の国保対策については、国保の運営が多額の一般会計からの繰入れによって支えられている実態を踏まえ、高齢者医療制度の対象年齢の引上げに伴う影響等も十分考慮のうえ、明年度予算編成時に、国の責任と負担において、財政支援制度の創設など財政上その他十分な措置を講ずることが是非とも必要である。