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11.郵政事業に係る公金取扱の改善に関する要望

○「決議要望事項」[平成10年6月3日 全国市長会創立100周年記念 第68回全国市長会議決定]



郵政事業に係る公金取扱の改善に関する要望

 
 郵政事業に係る公金取扱の改善を図るため、 国は、 次の事項について積極的かつ適切な措置を講ぜられたい。

1. 郵便官署から送付される受払い通知書等について、 各自治体で収入原符としてOCR (光学式文字読み取り装置) 処理が完全に実施できるよう改善するとともに、 イメージデータ伝送の処理システムを早急に実施するよう、 郵便局への端末機器の整備を促進すること。

2. 郵便官署における公金収納取扱いについて、 郵政省は、 平成9年5月から新制度を導入し、 その改善に努力されているところであるが、 公金収納手数料及び公金振替処理日数において、 今なお民間の金融機関との格差が大きいことから、 郵便官署の公共性に鑑み、 更なる改善を図ること。

3. 簡易生命保険資金の借入れ、 返済については、 簡易生命保険の積立金の地方公共団体等に対する貸付規則に基づき、 市職員が郵便局へ出向き、 小切手を受け渡すという形で行っているが、 事故防止及び事務の効率化を図るため、 当該指定金融機関において借入れ、 返済の公金出納事務が行えるよう、 制度の改善を図ること。
 
 以上要望する。