○「平成10年度 国の施策及び予算に関する決議要望」[平成9年11月13日 理事・評議員合同会議決定]
国土の保全と水資源の供給、 河川環境の保全等を図るため、 治水関係事業の整備促進に関し、 国は、 次の事項について積極的な措置を講ぜられたい。
1. 第9次治水事業五箇年計画を着実に推進するため、 平成10年度治水関係予算を確保すること。
また、 生活関連等公共事業重点化枠については、 十分な額を確保すること。
2. 第4次急傾斜地崩壊対策事業五箇年計画を早期に策定し、 所要の総投資額を確保するとともに、 平成10年度急傾斜地崩壊対策事業関係予算を確保すること。
また、 生活関連等公共事業重点化枠については、 十分な額を確保すること。
3. 第6次海岸事業五箇年計画を着実に推進するため、 平成10年度海岸事業関係予算を確保すること。
また、 生活関連等公共事業重点化枠については、 十分な額を確保すること。
4. 大規模な水害等の被害を未然に回避するため、 床上浸水被害対策事業等の河川改修事業等の強力な推進を図るとともに、 準用河川改修事業に対する国庫補助制度の拡充を図ること。
5. 近年、 頻発している渇水等による被害を防ぐため、 ダム等による緊急渇水対策の充実を図るとともに、 安定した水源に乏しい地域における生活用水確保対策を推進すること。
6. 自然と調和した健康な暮らしと健全な環境の創出を図るため、 河川・湖沼等における水質を改善し、 良好な水辺環境を形成するための施策を推進するとともに、 地域住民が身近に自然とふれあうことができる水と緑豊かな親水空間等の整備を推進すること。
以上要望する。