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松浦会長代理 年頭のごあいさつ(平成29年「市政1月号より」)

平成29年 年頭のごあいさつ

   全国市長会 会長代理
   
防府市長  松浦 正人

皆さまと力を合わせて

 

   謹んで新春のお慶びを申し上げますとともに、全国市長会の諸活動に御協力いただいておりますことに感謝申し上げます。
 
   機関誌「市政」の1月号でございますので、私の思いを以下に記し、ごあいさつに代えさせていただきたいと存じます。
 
  全国814市区長の皆さまには、日々さまざまな市区政用務に取り組まれておられる中で、盆も正月も節気もなく早朝から深夜まで緊張の連続であり、私も同僚の一人としてその御心労は計り知れないものがあると存じ、重大な職責を果たしておられる皆さまに改めて敬意を表する次第でございます。
 
  御高承のとおり、私は昨年9月7日をもって、会則の定めるところにより全国市長会会長代理を拝命いたしました。微力ではございますが、全力を尽くして働く覚悟でございますので、なにとぞよろしく御指導賜りますようお願い申し上げます。
 
  まずもって、東日本大震災をはじめとする各種大規模災害に直面し、その復旧と復興に御尽力されている皆さまには、日夜格別の御心労のことと心からお見舞い申し上げます。また、被災地に向けてそれぞれの自治体において可能な限りの御支援をいただいておりますことに感謝申し上げます。
 
  昨年11月2日に私は、有志市長の皆さまと東京電力福島第一原子力発電所の作業現場を視察する機会を得ましたが、これから先、長年月を要する国家的事業であることを痛感するとともに、この大事業の成功のために“思い”を共有することが大切であると認識した次第です。
 
  さて、少子化・高齢化社会の進行の中で、私達基礎自治体はその生き残りをかけて各種プロジェクトに取り組んでおりますが、置かれている環境は厳しさの一途をたどっている中で、市区民の多様な行政需要に的確に応えてゆく責務を負う私達は、互いに協力してゆくことが何よりも大切であると考えます。
 
  全国9支部において協議され決議された政策の実現に向けて、基礎自治体の声を国政に届けてゆく思いを共有し行動してゆくことがますます大切であり、そのまとめ役として全力で働かせていただく覚悟でございます。(去る11月17日には、理事・評議員合同会議で採択された7件の決議と20件の重点提言を、総理官邸の菅内閣官房長官にお渡ししお願いしてまいりました)
 
  終わりに、本年が災害のない一年でありますことを祈り、皆さまの御健勝を心から念じ上げ、寸楮をもってごあいさつといたします。
 

(市政 平成29年1月号より)