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岡﨑・高知市長が「第6回国民健康保険制度の基盤強化に関する国と地方の協議」(国保基盤強化協議会)に出席(平成28年12月17日)

  12月17日、厚生労働省政務三役と地方代表による標記協議が開催され、本会から岡﨑・高知市長が出席したほか、全国知事会から福田・栃木県知事、全国町村会から渡邊・聖籠町長が出席した。
  冒頭、塩崎・厚生労働大臣から、国保における財政支援について、①財政安定化基金や毎年の事業費への支援拡充の大きな枠組みは維持しつつ、その進め方について、一部見直しをお願いしたい、②同基金の不足分300億円については、今後、厚生労働省としても予算編成を進める中で全力で積み増しに努める所存であり、ご理解をいただきたい等の発言があった。
  また、子ども医療費助成に係る国保の減額調整措置について、平成30年度以降、未就学児までを対象とする医療費助成について、特段の条件を付すことなく、同措置を行わないよう見直しを行う方向で最終調整している等の発言があった。
  岡﨑・高知市長からは、①約束した2,000億円規模の財政安定化基金は、平成30年度からの約半世紀ぶりの国保改革の中で重要な施策だと考えており、期限を明確に示したうえで、2,000億円規模という約束を実施するよう強く要請する、②子ども医療費助成に係る国保の減額調整措置について、今回、道筋はつけていただいたが、地方六団体は完全撤廃を強く要望してきており、引き続き協議していただきたい、また、子ども医療費以外の課題についても検討していただきたい等の発言を行った。
  地方代表の発言の後、塩崎・厚生労働大臣から、財政安定化基金の300億円の不足分について、①皆様方にご安心をいただけるような答えが出るように努力したい、②積み増す時期を明記すべしとの意見を十分に踏まえ、予算編成に向けた各省庁との最終的な調整をしてまいりたい等の発言があった。
 
(詳細は厚生労働省ホームページを参照)
 
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左から古屋・厚生労働副大臣、塩崎・厚生労働大臣、馬場・厚生労働大臣政務官
 
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左から渡邊・聖籠町長、福田・栃木県知事、岡﨑・高知市長