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第2回地方創生担当大臣と地方六団体の意見交換会が開催され、森会長が出席(平成26年11月12日)

 11月12日、石破地方創生担当大臣と地方六団体代表者との意見交換会が開かれ、本会からは森会長が出席し、地方創生のあり方等について意見交換を行った。
 初めに、石破地方創生担当大臣から、地方創生法案を今国会で成立してもらいたい。地方創生は、国地方がともに手を携えて実施しなければならない。そのためには、仕組みを変えなければならない。地方の利益と国の利益が反することはないので、ともに考えて仕組みを変えていなければならない。それは、一朝一夕にはできないので、そのスタートだけは切らなければならない。
 次に地方六団体からは、地方創生にかける期待は大きなものがある。一方で、地方には格差があり、その格差を地方創生の中でどう評価するのか、少子化対策のようにナショナルミニマムとして国が行わなければならないことは是非実施してもらいたい、来年は地方創生元年となるのでその意図が正確に国民に伝わるような予算を作っていただきたい、などを発言した。
 森会長からは、今、市長会が一番危惧しているのは、機会の平等に対して国が何をしてくれるのかが、見えてこないということである。過去に、全国総合開発計画があり、国としての責任、骨太の政策があった。地方は責任を持って実行する。実行しなければ地元の将来がない。「総合戦略骨子案」のなかで、東京の一極集中の是正をうたっているが、東京一極集中の是正という骨太の国の政策を示し、地域の格差を埋めるなど平等化する政策を示してもらいたい。東京一極集中是正に対する国の姿勢が出ないと、地方からの不信感が出る可能性がある。地方は自らの問題として責任を持って実行していくが、例えば、包括交付金とか農地制度改革というようなそのエネルギーを供給してもらいたい。地方に本当に望んでいることをしっかりと対応していただきたい。それがあれば地方はしっかりとやっていける。などの発言をした。

地方創生の推進に向けて(地方六団体)(平成26年11月12日)
 

第2回地方創生担当大臣と地方六団体の意見交換会が開催され、森会長が出席(平成26年11月12日)