ページ内を移動するためのリンクです。

公明党「活気ある温かな地域づくり推進本部」に小田木・高萩市長が出席し意見陳述(平成26年10月30日)

 10月30日、公明党の活気ある温かな地域づくり推進本部が開催され、小田木・高萩市長が出席し、高萩市の事例を踏まえた意見陳述の後、意見交換を行った。
 小田木・高萩市長からは、①自治体では、さまざまな少子化対策が行われているが、財政力の違いにより対応に差が出ている。国において統一的な子育て支援策を行うことが重要である、②医師の確保が非常に難しく、地域の医師不足に配慮した医師の研修制度等が必要である、③小・中学校の統廃合、廃校に伴い、通学手段としてのスクールバスについて課題がある。購入支援の地域の拡大、運行経費に対する支援が必要である。また、スクールバスについては、地域のコミュニティバスとしても使えるような仕組みを考えていくことが必要である、④企業誘致について、工場の誘致ではオートメーション化がすすんでおり雇用の拡大は難しいので、本社機能の移転等を進めてもらいたい、空き家の問題について、自治体で解体撤去ができるような法整備が必要である、⑤公共施設の維持管理について、統廃合に係る市民の合意や多額の維持・管理費に苦慮している、⑥地域コミュニティについて、自治会等の加入率が低下しており、防災や高齢者の見守りの視点等の視点も踏まえ、コミュニティ再生を図る必要がある、⑦働く場の確保について、ICTの推進を図っていくことが必要である等の発言を行った。
 また、本会少子化対策・子育て支援に関する研究会の「目指せ出生率アップ!~国への緊急アピール~」について、①危機感を持って人口減少・少子化対策に取り組むことが必要である、②基礎自治体は現物給付を基本に支援を行う、③国は、統合的・長期的視点からビジョンを示すとともに子育て世帯の経済的負担を軽減すること、④基礎自治体が総合的な対策ができるよう自由度の高い財源を確保することが重要である等の発言を行った。

意見陳述を行う小田木・高萩市長(中央)

意見陳述を行う小田木・高萩市長(中央)
 

公明党「活気ある温かな地域づくり推進本部」