本会は、10月10日（火）、自治大学校（立川市）において、「第２回都市経営塾」を開催した。この「都市経営塾」は、就任１期目の市区長を対象に、各々が共通する当面の課題や分権時代における都市自治体のあり方など幅広く忌憚のない議論や意見交換を行うために、昨年度に続き開催したものである。
　前半は、大西・東京大学先端科学技術研究センター教授から「都市再生の課題と展望」、瀧野・総務省総務審議官から「地方行財政改革の方向」について講演があり、それぞれ質疑応答を行った。
　後半は、「政策勉強会（車座の会）」と称し会場を移し、討議テーマである「分権時代の都市経営・人づくり」に基づき、「人事管理と人材育成」について西寺・多治見市長から、「行政改革の進め方」について石垣・新見市長から、「住民参加のまちづくり」について倉田・池田市長からそれぞれ意見発表が行われ、それらの意見発表をもとに参加者が車座になり、活発な意見交換が行われた。