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第68回全国都市問題会議を開催、市長をはじめ約2,600名が参加(平成18年7月20日)


 7月20日(木)、21日(金)の2日間、札幌市の「札幌コンベンションセンター」において、標記会議を開催した。
 今年は「都市の連携と交流―まちのちからの活用―」をテーマに掲げ、人口減少時代、団塊の世代の定年退職等による社会、経済の構造変化の中における国内、国外の都市との連携や交流について議論を展開した。
  第1日目は、国際日本文化研究センターの川勝平太教授が「まちの『ちから』は景観から」と題する基調講演を、また、開催市の上田・札幌市長が「二人の偉大なアーティストの遺産―モエレ沼公園とPMF」と題して主報告を行い、さらに、午後から、建築家の安藤忠雄氏が「市民参加のまちづくり」と題して特別講演を行った。
引き続き、一般報告として篠田・新潟市長、旭川市旭山動物園の小菅正夫園長がそれぞれ事例・研究報告をおこなった。
  第2日目は、学習院女子大学の平野次郎特別選任教授がコーディネーターをつとめ、中山・新宿区長、森・富山市長、常盤大学の井上繁教授、早稲田商店会の安井潤一郎会長、北海道大学大学院工学研究科の小林英嗣教授及び(株)ナムコ チームナンジャディビジョンの齋藤未来氏が参加してパネルディスカッションを行った。「都市の連携と交流」というテーマを柱に、それぞれの地域が社会の変化に対応しながら多様な発展を遂げていくため、都市自らが持つ資源をどう活かしていくのか、また、集客都市としての可能性とは何かについて活発な議論が交わされた。