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「社会保障審議会医療保険部会」で、河内山・柳井市長が「医療制度構造改革試案」に対し意見表明(平成17年10月27日)


 10月27日、標記部会(第21回)が開催され、10月19日に発表された医療制度改革に係る厚生労働省の「医療制度構造改革試案」について議論が行われた。
 委員の河内山・柳井市長(本会国民健康保険対策特別委員長)は、全国市長会、全国町村会、国保中央会の三団体連名により10月26日に発表した同試案に対する意見書に基づき、発言を行った。その中で、後期高齢者医療制度の保険者については、「これまで何度も、市町村が担うことは到底困難であると主張したにもかかわらず、市町村とされたことは残念。非常にハイリスクな制度なので、被保険者のためにも、大きな規模で安定的な運営を図る必要があり、国等を保険者とすべきである」と発言した。また、保険者の再編・統合については、「構造改革という以上は、まず、国保の構造について抜本的改革をすることが重要である」と改めて主張した。
 今後、年末までとされている医療制度改革の政府案策定に向け、医療保険部会で議論を尽くすこととされており、11月には4回の部会開催が予定されている。