８月30日、全国各地で報告されているアスベスト問題について市民の不安を払拭し、安全と安心を確保するため、「アスベスト問題に関する緊急要望」をとりまとめ、会長の山出・金沢市長及び社会文教委員長の石川・稲城市長は、林・総務事務次官をはじめ総務省幹部並びに竹本・環境省環境管理局長をはじめ環境省幹部に直接面談し、早急に対応するよう要請するとともに、関係省庁に緊急要望を提出した。
緊急要望では、①国と自治体の窓口の連携強化、②継続的な健康診断への技術的財政的支援及びアスベスト疾患の検査手法及び治療方法の開発促進、③現行制度では補償対象でない被害者を救済するための新たな法的措置、④公共施設等への調査及び除去等の改善のための支援措置、⑤建物解体及び補修に伴う飛散防止対策、廃棄物対策の強化、⑥アスベストの代替化促進などを要請している。
